ぼったくりが横行しやすいリフォーム業
リフォームはぼったくりが横行しやすい業界のひとつです。
なぜそうなってしまうかと言うと、お客さんと業者さんの間の知識差が大きすぎるからです。
リフォームに関連する仕事をしていない限り、普通の人はリフォームに使用する建材の原価がいくらかとかわかりませんよね。
一方、Amazonや楽天・メルカリでのネットショッピングだったら、お客さんが商品名でGoogle検索すれば簡単に価格が比較できるので、業者側はなかなかぼったくりにくいです。
実際、私は少し前に不動産投資を始めたのでリフォームの見積もりを取っていたのですが、見積もりの価格は業者さんによって全然違いました。
一番驚いたのは、【●●リフォーム 激安】でネット広告まで出しているような業者さんの見積もりがめっちゃ高かったことです。
見積もりの際に「投資用物件なので最低限のグレードでいいです」と伝えたのに、見積書に載っていたものは最低限ではなくむしろ新築戸建てやマンションでつかうような立派なものでした。
後で知りましたが、やたらホームページに力を入れていたり、ネット広告を出しているような業者は儲け主義のところだったり、営業マンを雇っているのでその人件費が工事費に上乗せされていたりして、見積もりは高くつきがちなんだそうです。
今どき、皆ネットで検索してリフォーム業者を探したりするのに、検索上位に出てくる業者さんはぼったくりリスクがあるなんて悲しい話ですよね。
私の場合は不動産投資を目的としたリフォームなので、リフォームコストを抑えないと投資が成立しませんし勉強して何とかならないか頭をひねりますが、ただ自分が住む家をリフォームしたい方だったら業者さんに言われるがままに高い金額を支払ってしまうんだろうなぁと思いました。
北九州市でリフォームを安くする方法
①業者の心理・裏側を知る
リフォームを考えた時に安くする方法は「リフォーム業者の心理・裏側を知ること」です。
値切り交渉をしたら多少安くしてくれるかもしれませんが、そもそもが高すぎる見積もりだったら少々値引かれたところであまり意味はありません。
そもそも良心的な見積もりを出してくれる業者さんを探す必要があります。
見分け方はこちらの「リフォームコスト削減ノウハウ 虎の穴」で紹介されています。
2000円くらいする本ですが一瞬で元が取れるので、買っても損はないと思います。
本当に役立つ良い本なので、メルカリで出品してもあまり値が落ちないしすぐ売れます。(私は手元に置いて何度も読み返しています)
実際に、この本を著者が出版されるときに、「そんな本を出して商売の邪魔をしないでくれ」と各方面から言われたそうです。
私自身、この本を読んでその通りに業者さんを探したら、良心的な価格でやってくださるところを見つけることができました。
「北九州市 ●●リフォーム 激安」とかでGoogle検索しても絶対に出てこないようなところです。
本気で家のどこかのリフォームを考えていて、損をしたくない方は必読の一冊だと思います。
特に、リフォームコストが投資の成否を分ける不動産投資家は読むべきだと思います。
②DIYを活用する
DIYを活用するのも、リフォームコストを大きく落とせます。
業者さんに頼むと、材料費に加え人件費や広告宣伝費等が乗っているのでどうしても高くなります。
リフォームを自社で全部やってくれるところではなく、内装はあそこ、設備工事はあそこ…みたいな形で委託しているところはリフォーム会社の利益と委託先の利益が二重に乗るイメージなので余計高くつきがちです。
自分でやればかかるのは材料費のみです。
ただ、リフォームの種類によりますが、出来栄えは素人とプロでは違いますので、コストを取るのか仕上がりを取るのか天秤にかけると良いと思います。
あとは、電気工事やガス工事等、資格が無いとやっちゃいけない工事があったり、柱なんかも抜いたらいけない柱があったりするので安全面はしっかり調べてやってください。
今時はネットで調べればWEB記事や動画が出てくるので、やり方はいくらでも出てきます。
あとは本もおすすめです。こちらの「自分でできるリフォーム&修繕大百科 」はDIYについて写真付きで手順や道具・材料について体系立てて詳細に載っているので重宝しています。
私自身もネットの情報やこの本を参考にしながら投資用不動産の、座を木製便座に変えたり、壁にペンキを塗ったり、和室を洋室化したりして、リフォームコストを100万円以上削減しています。
自分の労働力をめちゃくちゃ使ってですが…(笑)
個人的には木製便座が安くて取付も簡単なのに、カフェのトイレみたいにおしゃれになるのでコスパの良いDIYでした(^^)
また、本当にDIYする気がなくても、自分がしたいリフォームをDIYするとどうなるのか調べておくのは重要です。
調べることで、材料費がいくらくらいかかるのか、手間はどのくらいかかるのか知ることができます。
業者さんの苦労も自ずとわかると思います。
最後に
リフォームは知っているか知らないかで手出しの金額にめちゃくちゃ差が出るので、何も考えずに見積もりを取る前にまずはお勉強するのがおすすめです!