北九州市で正社員の求人をうまく探す方法

最近転職したゆりかです。
労働時間が減り、リモートワークで快適です。
北九州市はそこそこ人口が多い都市ですが、お隣の福岡市や首都圏に比べるとやはり求人は少ないです。
製造業や運輸業等は別ですが、IT系等の求人は少ないですね。
私自身もちょっと前まで転職活動をしていたので、転職エージェントさんと面談をしたりしていまいた。
北九州市のような地方都市で転職先を探すにはコツがいるそうです。
それは、転職エージェントや転職サイトだけでなく、Indeedやハローワーク等、様々な媒体で求人を探すことだそうです。
正社員の転職先探しで様々な媒体を使うメリット

メリットはやはり、求人が少なめな地域でも様々な求人に出会える可能性が広がることです。
ただでさえ、求人が少ないのに、一つの媒体に特化して活動してしまったら選択肢が一気に狭まってしまいます。
転職エージェント、転職サイト、地域情報誌、Indeed、ハローワークまで、アンテナを広げておくのがコツになります。
正社員の転職先探しで様々な媒体を使うデメリット

一方で、様々な媒体を使うデメリットもあります。
それは経営状態が悪い会社に就職してしまい、サービス残業や給料未払い等に苦しむことです。
なぜかと言うと、基本的に企業側が無料やあまりお金をかけずに掲載できる媒体には、経営状態が悪い会社も求人を出せてしまうからです。
私の知人は、ウォンテッドリー経由で就職した会社が入社してすぐに倒産寸前状態になりました。
何と、知人が入社する時点で倒産寸前なのは社長もわかっていて、最後の望みをかけて知人を採用したそうです。
ハローワークの求人でも同じような話をたまに聞きます。
※労働者は法律で強く守られているので、会社が倒産して失職したら失業保険がすぐ出ますし、給料が未払いの場合は国が立て替えて給料を労働者に支払ってくれますが、できればそんな状態にはなりたくないですよね。
一方で、転職エージェントを利用した場合は、採用が決まった時に会社が転職エージェントに対してかなりの金額の成功報酬を払います。(採用者の年収の3~4割)
なので、著しく経営状態が悪い会社には転職エージェント経由では当たりにくいです。
特にコロナ禍の大不況の今の時点で転職エージェントに求人を出せるような企業は、コロナの悪影響を受けづらい業界だったりします。
しかし、北九州市で正社員転職を目指しているのに、転職エージェントしか使わないのは求人数的に現実的ではありません。
(エージェントさん本人が仰っていました笑)
自分の目で企業をしっかりと見極めてリスクを減らしながら、色々な媒体を活用して転職活動を行う必要があります。

めんどくさいけど、自分の人生の為ならやるしかない!!
北九州市で正社員の転職先の探し方

繰り返しになりますが、北九州市で正社員転職を成功させるには、できるだけ様々な媒体を使う必要があります。
簡単にまとめると下記の媒体があります。

色々ありすぎ…と思ったあなたに一つ一つ解説していきます!
それぞれ使い方が違います。
転職エージェント

転職エージェントは、転職者が無料で利用できます。
また、応募者が転職エージェントを通じて企業に応募し、採用が決まると企業からエージェントに紹介料が支払われます。
なので、転職エージェントは「転職を決めさせてナンボ」なので、転職活動の考え方や応募資料・面接についてアドバイスをしてくれます。
転職エージェントは求人を企業から預かる時に、企業と詳細に打ち合わせをしているので、企業に直接聞きづらい実際の残業時間や実際の給料事情を教えてくれたりします。
また、色んな求人を持っているので、自分が気になっている業界や職種について、実際のところを詳しく教えてくれます。
なので、本当に転職エージェント経由で転職するかは別として、転職エージェントと面談をして情報を得てから転職活動をするのが絶対におすすめです。
私自身も、コロナ禍に転職活をしましたが、転職エージェントから情報を得て活動したおかげで、わりとサクッと2社に内定をいただくことができました。
コロナ禍でも好調な業界はどこか?、自分のキャリアではどれくらいの年収が狙えるのか、コロナ禍の今求人数は例年の何割なのか等、色々と教えてもらいました。
と言うわけで、最低限登録しておきたい転職エージェントを3つご紹介します。
リクルートエージェント
言わずと知れたリクルートエージェントです。
登録してみて思ったのが、やはり求人数が多いです。
また、求人に情報がしっかりと開示されているとも感じました。
エージェントによる面談でも、自分の強みや弱みをはっきりさせてくれたり、求人数が多いからこその情報も持っていたりして、1個だけ登録するとしたらリクルートエージェントかなと思いました。
マイナビエージェント
マイナビエージェントもリクルートエージェントに並んで求人数や利用者が多いエージェントです。
特に20~30代と若手向けな求人が多い気がするので、この世代に該当する方は登録しておいた方が良いと思います。
リクルートエージェントとかぶっている求人もあると思いますが、こちらも登録して両方見ておくのがおすすめです。
dodaエージェント
転職サイト大手のdoda(デューダ)が始めたエージェントサービスです。
dodaも求人数が多く、特に腰を据えて働けそうなまともな求人が多いので気に入っています。
転職サイトもカラーがありますが、dodaは優良求人が多く比較的安心して使えるイメージです。
転職サイトとして使っても良いですし、エージェントと面談をしてエージェントサービスを受けても良いです。
エージェントとしては、リクナビエージェントやマイナビエージェントより知名度が低いかもしれませんが、こちらも登録しておいた方が良いと思っています。
転職サイト

上記の大手エージェントに登録していたら主要な求人数は大体見れるので、転職サイトは転職エージェントがカバーできない求人を見るために登録するイメージだと思っています。
転職サイトは、自分が目指す業界や職種の求人が多い転職サイトに登録するのがおすすめです。
なぜなら、自分の希望に合う企業が転職エージェントには求人を出していないのに、転職サイトには求人を出していたりすることがあるからです。
あなたが目指している業界や職種によって、どのサイトに登録するべきかは違うので、それはGoogle先生に聞くのがおすすめです。
(例)薬剤師 転職 北九州市
例えば、私の場合はIT業界を見ていたので、マスメディアンやGreen(グリーン)に登録していました。
そして、こういうちょっとニッチな転職サイトから応募した方が、書類選考の通過率が高かったです。
大手の転職エージェントや転職サイトは、求人数が多いですが利用者も多いので、その辺で競争率の違いが生まれているのかなと思いました。
↓マスメディアンに関しては体験談をまとめているので興味がある方はご覧ください。
また、ビズリーチは質が高い求人(高収入め)が多いので登録しておくといいと思います。
有料会員じゃないと使えない機能もありますが、無料でもお試しでしばらく有料の機能が使えたりします。
登録するのは無料なので、登録しておいて損はないと思います。
Indeed(インディード)

Indeed(インディード)は求人に特化した検索エンジンです。
求人サイトや新聞などのメディア、各種団体・企業の採用ウェブページ等、数千のウェブサイトを巡回して求人情報を集めて掲載しています。
なので、自分が使用している転職サイトや転職エージェントに載っていないような求人を見つけることができます。
北九州市のような地方都市ではIndeedも活用したいところです。
転職口コミサイト
転職を成功させる確率を上げる為には、実際にその企業に勤めたことがある方が口コミを書いているので、求人内容に書いてあるかどうかが本当かどうかがある程度わかります。
社風や業務量、残業の状況等、リアルな状況を知ることができます。
自分も会員登録して、口コミを書かないといけないのはちょっと面倒ですが、うっかり変な会社に入って何年も苦労するリスクを防ぐためなら、面倒でもやった方が良いです。
中小零細企業だとそもそもそういったページが出てこないし、口コミがついていてもごく僅かかもしれませんが、「●●●(会社名) 口コミ」等で検索して、見てみるのがおすすめです。
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ハローワーク
ハローワークは、企業が無料で求人を出せてしまう媒体なので、注意は必要ですが活用するのはありだと思います。
病院関係や、準公務員のような求人は結構出ていたりします。
紹介等、ネットワークの活用
お世話になった上司やクライアント、学生時代の友人、知り合い等に紹介してもらうことも考えられます。
私個人としては、あまり知人に紹介してもらったりするのは好きではないですが、リファラル採用を取り入れる会社も増えてきているらしいので選択肢の一つとしてありだとは思います。
正社員転職を成功させる考え方
ここまでは求人探しの方法をお伝えしましたが、実は転職活動にあたって大事なことは転職の軸をはっきりさせることだと思います。
それが無いと、どんなにたくさん求人を見てもどこに行けばいいかわからないし、面接での受け答えも微妙なものになってしまいます。
「転職の軸」と言われても、今ひとつピンとこないと思うので、具体的にどうやって考えていくのか手順をご紹介します。

めっちゃめんどかったけどやっといて良かった・・!
①自分がどんな状態になっていたら良いのかを考える

何を以て、「転職が成功した」と言えるのかは人それぞれだと思います。
給料が低いけどやりたい仕事につけたら良いのか、とにかく土日祝日休みだったら良いのか、めちゃくちゃきつくても給料が高かったら良いのか等、人によって違います。
なので、まずは自分が転職してどんな状態になったら良いのかを考えていきます。
イメージとしては5年後にどうなっていたいかを考えるといいと思います。
いきなり考えろと言われても、ピンとこないと思うので下記の項目について、紙に書き出してみたり、スマホやPCのメモ機能で書き出してみてください。
学生時代~社会人生活を振り返って、考えていきます。
紙に書き出しましたか?
面倒かもしれませんが、これらを紙やメモに書き出すと、自分のやりたいことや強みが見えてきます。
職務経歴書や履歴書、面接の準備にも役立つのでぜひやってみてください。
ここで書き出したことを元に転職してどんな状態になったら良いのかを考えていきます。
下記の項目も紙かメモに書き出して考えてみてください。
別にこれで確定と言うわけではないので、気楽に構えて書き出してみましょう。
書き出せましたか?
それが正しいかどうか、思い通りになるかは別として、ここまで書き出してみるとだいぶ考えがまとまってきます。
この中でも、優先順位を考えてみると尚良いです。
優先順位をつけることで、転職活動の在り方が見えてきます。
②自分の叶えたいことは実行可能かどうかを検証する

紙やメモに書き出して頭を整理したら、今度は転職エージェントと面談をして、それが本当に実行可能かどうかを検証する必要があります。
例えば、「給料が800万で、事務職がやりたくて、土日祝休みが良い」と言ったところで、現実的に事務職で800万円は北九州市ではほとんど無理です。
「何でもやるし土日祝が休めなくても良いから給料が800万円ほしい!」と言うのなら、不動産の営業マン等、叶える方法はあると思います。
このように、少々極端ではありますが、どんなに自分の希望を叶えたくても、それに合った需要が企業側にあって、あなたの年齢やスキル等とマッチングしていないと絶対に叶えられないです。
この辺を現実的にしていく為に、自分の希望に優先順位をつけて、それを叶えるにはどうしたら良いのか、実際に叶えられそうなのかを転職エージェントに教えてもらったらいいと思います。
コロナ禍で転職した私の場合はどうしたか?

コロナがはやる前までは転職市場は売り手市場だったのに…と思ったけど頑張りましたよ
私も上記の内容を紙に書き出してまとめて、自分の考えをまとめていきました。
そして、転職エージェントと面談をして、自分の希望は叶えられそうかどうかを検証しました。
私の場合は、残業が少ないこと、IT系に行きたいこと、土日祝休みが良いことが一番でした。
なぜかと言うと、20代の時は「やりたいこと」や「身に着けたいスキル」を一番に考えて仕事を選んできましたが、10年働いてみて体力が人より無いことを自覚したからです(笑)
体力がないので、どんなにやりがいがあって面白みのある仕事でも、残業や移動が多かったり、精神的なストレスが強すぎたりするとパフォーマンスが著しく落ちます。
そういう状況でもパフォーマンスを維持できる鉄人みたいな人も世の中にはいますが、私には無理だと自覚しました。
また、元々生活にかかる固定費を削減しているので、年収は平均程度でも十分満足して暮らせていけるので、ワークライフバランス的な部分を一番に持ってきました。
ただ、体力は無いながらも、物事を分析して改善策を導きだすのが得意なことにも気づきました。
課題やマーケットを分析してクライアントに最適な提案をしたり、ボトルネックになっている部分を改善して仕事がスムーズに回る仕組みを作ったりと、自分が今まで人から褒められたり評価されたのは「物事を分析して改善策を導き出した時」だったんです。
こういうのって、「プログラミングができます」・「簿記2級持ってます」みたいに、分かりやすいスキルではないんですが、ちゃんとエピソードや実績とともに自分の言葉で面接で語ることができれば十分強みになります。
このように職種や業界を超えて活用できるスキルを「ポータブルスキル」と呼びます。
例えば、ポータブルスキルには以下のものがあります。
自分の強みはどこかを探す参考にしてみてください。
今はコロナ禍なので、企業は採用を絞っていたり、瀕死の業界が複数あったりとなかなか厳しい時代です。
しかし、「そんな中でも企業がお金を払ってでも欲しい人間ってどんな人なんだろう?」と企業の立場に立って考えることで、自然と履歴書や面接で何をアピールすればいいか見えてくると思います。
参考になれば幸いです!!
転職活動、大変ですががんばりましょう!!