実は北九州市はミニマムな暮らしを叶えやすい!?
最近ミニマリストや、ミニマムな暮らしと言うワードをよく聞きますね。
戦後や高度経済成長期には三種の神器と言って、家電や自動車という「モノ」を持っていることがステータスでした。
一方、現代は経済が成熟しているため、以前持っていることがステータスだった「モノ」を持つことは当たり前になりました。
その代わりに、旅行や外食では日頃できない体験を重視する「͡͡͡͡͡͡͡͡コト消費」が注目されています。
個人の価値観も、モノを所有してステータスを求めるよりも、自己実現や自由な選択肢に価値を置くように変わってきていますし価値観が多様化していると思います。
そのようなバックグラウンドがあるのでミニマリストやミニマムな暮らしが注目されるようになっているのだと思います。
そして、私の個人的な考えでは、実は北九州市はミニマムな暮らしを叶えやすいまちなんじゃないかと思っています。
なぜそう思うのか、5つの理由を解説したいと思います。
北九州市はミニマムな暮らしを叶えやすい5つの理由
①公共の施設が充実している
北九州市は図書館やジム等の公共の施設が充実しています。
特に図書館は北九州市内の全部の区にあり、読みたい本を全館の本の中からネット上で探してネット予約できます。
なので、本を買わなくても本をたくさん読むことができます。
私自身、専門書や実用書等を約200冊メルカリで処分して、今は図書館&電子書籍で本を楽しんでします。
手元に置いておく紙の本は必要最低限なって、空いた本棚はリサイクルショップで売ったので、部屋がかなりすっきりしました。
このように北九州市内の公共施設を活用すれば、持ち物や支出を減らすことができます。
②交通の便が良い
北九州は、電車・モノレール・バス・高速道路・空港・フェリーがあり、交通網が充実しています。
特に西鉄バスは市内を網羅しているので、車が無くても問題なく暮らすことができます。
やはり車は、駐車場代・保険・車検代・税金と維持費がそれなりにかかりますので、車を持たないことで支出を大幅に減らすことが可能です。
西鉄バスの得パスは北九州市内の西鉄バスが乗り放題で12200円ですが、通勤定期として会社の交通費で購入してプライベートのお買い物や用事でも使っている方は多いです。
さらに65歳以上になると、グランドパス65になりますので6500円で乗り放題になります。
こういったサービスを活用すると、車を手放して身軽でいれますね。
③家賃が安い
北九州市は家賃が安いです。
スーモで北九州市の最安値の家賃を検索してみると何と1.3万円でした!
しかも普通に綺麗です。
金銭的にミニマムな暮らしをしようとした時、1ヶ月の支出の中で大きなウエイトを占めがちなのが家賃なので、家賃が安いのは良いですね!
ここまで家賃が安かったら、少ない収入でも無理なくゆとりのある生活が送れそうです。
④資本主義より人情主義な気風
北九州市に市外から来られた方がよく言われるのが「北九州の人は人情に熱い」ということです。
逆に北九州市から首都圏に出た方がよく言われるのが、「資本主義的な側面を強く感じる。お金があれば楽しめるけど無ければ楽しめない」ということです。
本当はどこにいようが何に価値を置くのか、どういう風に感じるかは環境のせいではなく自分次第なんですが、環境の影響を受けやすいのが人間です。
「子どもは私立に入れないといけない」、「MARCHレベルくらいの大学を出てないと」…等の考え方があまりない北九州市では、環境に流されず自分なりの幸せを見つけやすいのではないかなぁと思います。
なので、ミニマムな生活を送ろうと思った時に、やりやすいと思いますね!
⑤自然がいっぱい
北九州市には、海・川・山と自然が揃っています。
市内にあるので移動に時間やお金があまりかからないですし、高い入場料等もなく大体無料~低価格で楽しめます。
心の癒しや楽しみを自然に見出すことができる人ならば、お金をかけたり何かモノを所有したりしなくても、心を豊かにし続けることができます。
このように限りあるものや、所有しないといけないもの、お金がかかるものじゃないものに楽しみを見いだせれば、ミニマムな生活が送りやすくなるので、そういう意味では北九州市はポテンシャルが高いと思います。
ミニマムな暮らしのおすすめ本
ミニマリストやミニマムな暮らしは明確な定義や基準は無くて、自分が心地よくHAPPYに暮らせることが自分にとって一番良い暮らし方なのだと思います。
とは言っても、ミニマリストやミニマムな暮らしを実際に実践している方の考え方や手法を知るの非常に参考になります。
自分の中に無かった発想や手法があったりするからです。
私のおすすめのやり方は、何冊か本を読んでみて、実際にやってみて、自分に合った心地よい暮らし方にチューニングしていくことです。
今回紹介している本の著者も、それぞれやり方や考え方は違いますが、皆さん自分なりのHAPPYな暮らし方を見つけています。
ぜひご参考にされてください。
手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
北九州市出身のミニマリストしぶさんの本です。
家賃2万円の部屋で、持ち物を最小限にして暮らされています。
現在は東京に移住されているようですが、それでも1ヶ月の生活費は10万円ほどだそうです。
しぶさんのやっているレベルまでまでモノを減らすのはなかなか難しいかもしれませんが、モノを減らすことや、限られた持ち物にとことんこだわるという考え方は非常に参考になります。
私自身も、大量に持っていた本や服を処分して、だいぶモノを減らしましたが部屋がすっきりして暮らしやすくなりました。
また、不要不急なモノを買わなくなりましたね。
ミニマリストが気になる方は、しぶさんの本やブログを見てみると良いと思います。
58歳から 日々を大切に小さく暮らす
ショコラさんは、手取り12万円の中で1LDKのご自宅で暮らされています。
本の中では写真がたくさん載っているのですが、インテリアも食器もとてもお洒落です。
息子さんがたまに帰ってきて泊まられるそうですが、こんな実家だったら確かに帰りたくなるなぁと思いました。
ショコラさんは女性ですし、あなたが50代でなくても小さな暮らしに対する考え方や手法がとても参考になります。
真似しやすい部分が多いので、おすすめです。
ブログもありますが、本がわかりやすくまとまっていてとても見やすいので本を見られてみると良いと思います。
おひとりさまのゆたかな年収200万生活
おづまりこさんと言う東京在住のアラサー漫画家さんが書かれた本です。
タイトルの通り、年収200万円の中でとても楽しそうに暮らされています。
おづまりこさんの良いところは、お金をあまり使わない生活や食事の中でも楽しみを見出すのがうまかったり、全部が全部切り詰めるのではなく使う所ではお金を使っている点だと思います。
こちらの本も女性には真似しやすい内容だと思います。
年収90万円で東京ハッピーライフ
大原扁理さんは週に2回だけ介護の仕事をしながら、年収90万円で東京で暮らされている方です。
※現在は台湾に移住されています。
家賃2万で、週に5日は自由に過ごされています。
しかも貯金までできているようなので驚きです。
大原さんも、家賃の安い家に住み、図書館を活用して楽しく過ごされています。
東京で年収90万円で楽しくやれるなら、北九州市では余裕でやれそうだと思いませんか?
そういう意味で一度読んでみると面白い本なのでおすすめです。
最後に
ミニマムな暮らしを送ることで、モノを所有することやよりお金を稼ぐことから解放されて、選択肢の自由が広がると私は思います。
北九州市にはそういう暮らしを考えている方にとってとても暮らしやすいまちだと思いますので、移住を考えている方や北九州市在住の方はぜひ参考にされてみてください。