コロナ禍で増える自殺者数
コロナ禍で若い女性の自殺が増えているそうです。
こちらの記事によると、女性の雇用が雇い止めで失われているからではないかと考察されています。
もったいない・・・
本当のところはどうかは分かりませんが、もし経済苦で自殺されているのならこんなにもったいないことは無いと思います。
なぜなら、この国には生活保護と言う制度があって、最低限の人間らしい生活を営む権利が法律で守られているからです。
とは言え、私自身生活保護を申請したことも受けたこともないので、ちょっと勉強してみることにしました。
「生活保護で生きちゃおう!」を読んで学んだこと
今回、「生活保護で生きちゃおう! ―崖っぷちのあなた! 死んだらダメです」を読んで生活保護について学んでみました。こちらの本では漫画で生活保護について学べますし、実際に生活保護を利用している方のインタビューが載っているのでなかなか面白いです。
読んでみた中で驚いたことや知らなかったことがあったので一部紹介します。
①働いている人も受けられる
実は、生活保護は働いている人も受けられるそうです。
国が定めている「最低生活費」よりも、収入が低ければ受けられます。
ちなみに、北九州市の「最低生活費」はこのようになっているようです。
これを見るかんじだと一人暮らしの68歳が102,590円なので、一人暮らしだと約10万円くらいのイメージでしょうか。
働いていても生活が困窮しているなら一時的に生活保護を受けるのはありだと思います。
実際に、こちらの本の漫画の中でも、フリーターで一時的に生活が苦しい方が生活保護で不足分の生活費を受け取るシーンがありました。
芸能人のいしだ壱成さんも、うつ病で生活が立ち行かなかった4か月間に受給して、生活を立て直したそうなので全然ありだと思います。
②借金あり・住所不定・前科ありでも受けられる
実は、生活保護は以下の場合でも受けられるそうです。
こうやってみると、たいがいのピンチは何とかなりそうじゃないですか?
日本で生活保護が必要な経済状態なのに、受給できているのは2割程度らしいです。
経済苦で命を絶ってしまう前に、生活保護を検討するのはありだと思います。
北九州市の生活保護の現状
今度は北九州市の生活保護の状況を調べてみました。
北九州市では約1.8万世帯・約2.3万人が生活保護を受けており、年間約426億円が生活保護にあてられているそうです。
市の方では、生活保護を減らす取り組みをしていて、年々予算は減っていっています。
(もしかしたら、今回のコロナ禍で増えているかもしれませんが・・・)
こういったデータを見て思ったのは、意外と受給している方って多いんだなということです。
その一方で経済苦で自殺している方がいらっしゃるのは悲しいなと思いました。
私の知り合いの知り合いでも2名が経済苦で自殺していらっしゃいます…
生活保護について調べて思ったこと
今回生活保護について調べてみて思ったのは、「最悪生活保護がある」と思えることが実は強く生きると言うことなんじゃないかと言うことです。
そう思えれば、本当に経済的に困った時は市に助けてもらって命や生活を守ることができます。
また、経済的に困っていなかったとしても、そう思うことで老後や将来にいたずらに不安を感じなくて済みます。
最悪の状態でも何とかなると思えれば、自分のしたいことにひるまずチャレンジができるかもしれません。
実際に生活保護を受けるかどうかは別として、「最悪生活保護がある」と思えることや生活保護について知っていることは生きていく上で最強のスキルなんじゃないかと思います。
最後に
強く生きよう!!!